【Sporran】KILTって何?ロードマップをわかりやすく解説!
KILTって何?
KILTは『高いセキュリティを保ったまま、手続きを簡略化できる』仮想通貨です。
普段は本人確認の手段として、運転免許証を提示したり提出することがあると思います。
その上で、相手方が必要なところを見て返却する流れですよね。
KILTを利用することで、免許証等の資格情報の必要なところだけを参照(不要な部分は見えない)することが可能となります。
KILTの流れとしては、まず運転免許証やパスポートの発行元等(信頼できる証明者)に、請求者が『自分は運転免許持ってます!』と主張。←KILTを払う
次に、証明者は請求者の主張が正しいか確認し、正しければブロックチェーン上にデータを変換して保存し、請求者に対してIDを発行。
最後に、請求者は何らかの手続きで運転免許証が必要となった時に、手続きする側(検証者)にIDを提示することで、検証者はブロックチェーン上で必要情報のみ確認。
そうすることで、請求者と検証者の間で簡単に手続きが完結します。
重要な点は、『検証者との手続きをしたことは証明者にはわからない』、『検証者は必要情報だけを確認』の2つです。
これからはWeb3.0という中央集権ではない時代が到来するので、KILTのような分散型(ブロックチェーンで機能する)IDを発行できる仕組みは重宝される可能性が高いです。
KILTの使い道は?
分散型IDを発行できることから、DeFiやNFTのゲーム業界で重宝されることが予想されます。
また、DeBioというバイオテクノロジーの公式パートナーにも認定されており、先程説明した認証技術の有用性が認められています。
DeFiについて知りたい方は↓をご覧ください。
現時点でKILTの使い道が決定している内容は、以下です。
- デジタル上で分散型IDを証明するための手数料
- ブロックチェーン上にデータ等記録するための手数料
- ガバナンス投票(DeFiなどのプロジェクト運営に参加するための投票)
- ブロック報酬を受け取るためのステーキング(預金して利子を得る的な)
今後はさらに使い道が実装されていく予定となっています。
KILT特有の点は分散型IDによって証明・取り消しを行う際に、KILTコインを利用することです。
ブロックチェーン取引で必要不可欠な資格情報の証明という分野において、有用性が認知されれば、需要は底堅いものとなりそうですね。
KILTコインの買い方は?
KILTコインは、『MEXC』という取引所で購入することが可能です。
↑の画像ではKILT/USDTという表記になっていますが、これはUSDTを利用してKILTを購入することができるという意味です。
つまり、まずは『USDT』という仮想通貨を購入する必要があります。
MEXCではUSDTを単体で取り扱っていないので、『Binance(バイナンス)』という取引所を利用するのが良いかと思います。
バイナンスでクレジットカードを利用してUSDT購入→MEXCに移す→KILTを買うという手順が簡単です。
しかし、手数料が高くなりがちなので、少々遠回りしても手数料を安くしたい場合には、『Liquid by FTX』(取引所)を利用したほうが良いでしょう。(手順↓)
その場合は、LiquidでSOL(仮想通貨)を買う→Phantomウォレットに移す→USDTに変換する(ウォレット内でできます)→MEXCに移す→KILTを買う、となります。
SOLという仮想通貨は手数料が安く処理がはやいので、送金などにおいて非常に便利です。
KILTコインを買ったあとは?
画像のように、『Sporranウォレット』を利用します。
仮想通貨はだいたい専用のウォレット(財布)があるのですが、KILTではSporranウォレットを利用する必要があるということですね。
Spporranウォレットは、Googleの拡張機能で動作します。
拡張機能追加後にSporranウォレットを開き、画像にもある『Receive(受け取る)』を押します。
そうすると、受け取るためのアドレスが表示されるので、コピーしたのちMEXCのKILTの出金ページから指定します。
出金先のアドレスはコピーするだけなので問題ないかと思いますが、MEXCのKILT出金画面でその下の『利用可能なネットワーク』を間違えると資金がどっかに行く可能性もあるので、注意しましょう。
その後に出金数量を選択し、確認ボタンを押して手続きをすれば、数分程度でSporranウォレットに反映されます。
まとめ:KILTの分散型IDの機能はWeb3.0で需要が高い
KILTの分散型IDは、現状の仮想通貨界のセキュリティ確認の煩雑さを解消する可能性があり、需要は高いことが予想されます。
特に、資格情報の証明や取り消しを行う際にKILTコインを支払う性質から、他のコインには真似できない独自性も担保できます。
個人の利用方法としては、有用性の高い通貨に先行投資して、キャピタルゲイン(値上がり益)を得る方法もあるでしょう。
今後において有用性の高い仮想通貨の台頭が楽しみですね。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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